ミツワのミッドレーサー・シリーズをスロットカーにしてみました。
このミッドレーサー・シリーズはCカー全盛期の'80年代に発売され、正確なマーキングと
巧みなディフォルメで大人気を博しましたね。
さて、ミッドレーサー用のシャシなんて、市販されていないので、市販されている部品を組み合わせて
ミッドレーサー・サイズにしました。
メイン・シャシには、さかつうのコンペMシャシのフロント・シャシ。
これを前後逆に使用します(通常、前軸になるところを、後軸にします)。
前軸は、さかつうのノスタルジックF-1シャシ用のリア軸受け(幅狭)。
モーターマウントはプラフィット2用(ミニ用)を、カットして使用
(そのままだと、車体からはみ出すのです)。
ちなみに、ギアの位置関係のため、モーターを車体中心にレイアウトすることができません。
そして、ボディー・マウントは、さかつうのサイド・マウント金具(短)をシャシの左右
合計2個所に取り付け(片側は、モーターに干渉してビス留めできなかったんで、
ハンダ付けしてあります)。
マウント金具をハンダ付けする位ですから、スペース的にはギリギリです。
また、タイヤは、FRともプラフィット用で、Fがミニ用、Rが17径です
(とはいえ、Rタイヤのハイトの低さといったら・・・)。
ガイド・ホルダーは、さかつうのZ型にプラフィットのガイドを使用しています
(さかつうとプラフィットの組み合わせですが、たまたま余っていたガイドを使用しただけで
深い意味はありません)。
それにしても、ここまで見事にガイドが出ているのも、珍しいですよね。
さて、ここまで苦労して製作してきましたが、走りの方は・・・。
一発でウイリーします。いやー、F200モーターがこんなにパワフルだとは思いませんでした(笑)。
ガイドに乗ってるウエイト(2g)は、ウイリー防止用なのです。
これだけ小さいクルマだと、コースの直線が長く感じられます(笑)。
で、コーナーに入ろうとして、減速しようとすると、タイミングが悪いと前転します。
コーナーの挙動もやたら不安定です(トレッド狭くて、ホイールベース短いですからね)。
そこが、また面白いんですけどネ!(因みに、タイムはミニよりは遅い、といったレベルでしたね)
ポルシェ959のほうは、ウイング・ステー、屋根の識別灯(?)、ボディー4隅のダクト
(パリーダカール仕様は開口していない)なんかを、追加工作しています。
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