アオシマの330セドリックです。正確にはNAPS仕様ですから331ですが。
キットは“換装チューン”シリーズで、上げ底のエンジンルームにL20ET(ターボ仕様)が収まっています。
このエンジンはこのあとの430から採用されたものです。このへんが、換装チューンなんでしょうか?
それにしても、ノーマルのL20ETに積み替えるなんて、なつかしいチューニングですねー。
今じゃメカのキャブ仕様のほうがよっぽどパワーもでて、扱いやすいんでしょうが。時代ですね。
今回は、スロットカーにしたんでエンジンは省略。クラッシュしたときボンネットが吹っ飛んでいってかっこよすぎるから(笑)。
ボディーのほうは、シェルビー風のストライプを塗装した以外は、全くの素組です。
インテリアはさすがにこれだけホイールベースが長いと、フロントシートから前はちゃんと作り込めます。
よって、リアシート(&リアの足下)のみキットのシートバックを切りつめて上げ底にしてあります。
もちろんフロアはプラバンで製作しています。
ドライバーは“かわりがいるもの”の綾波レイです。
黒塗りで“渡哲也”を乗せて西部警察仕様にしたほうがよかったかな?
シャシは純粋なエボではなく、プラフィット2のパーツを交換してエボ仕様にしています。
モーターが上下逆に付いているのは、通常の取り付けだとモーターのコードがインテリアと干渉してしまいますんで
(よくやってしまうんですよ、たかだか2,3mmなんですが)こうなってしまいました。
当然、モーターコードの接点とシャシが接触してショートしてしまいますんで、マスキングテープで絶縁しています。
ホイールは18mm径にタミヤのハコスカの鉄チンホイールを直径を削ってはめこんでいます。
一応、加工ホイールっぽくしたかったんですが、もうちょっと引っ込めたほうが加工ホイールの感じがでましたねー。反省。
ひょっとして“加工ホイール”をご存じでない方もいらっしゃるかもしれないので、一応説明しときます。
加工ホイール
アルミホイールが一般的になる以前、太いタイヤを装着しようとしても、太いホイールは存在しませんでした。
なにせ、ラジアルタイヤ(今時意識しているひとも少ないでしょうね)さえ、珍しかったんですから。
そこで!たいへん荒っぽい方法が考えだされました。
鉄チンホイールを2個輪切りにして溶接してしまう!これで太くなります。(倍とはいきませんが、3割5割はあたりまえ)
これがいわゆる“加工ホイール”です。
走りなんですけど、さすがにこれだけ大きいクルマでインテリアまで作っちゃうと、重い重い!
なんと200gこえてます。
加速する分にはラビットモーターでも、全く問題ないんですけど、ブレーキが全く効きません!
しょっちゅうひっくり返ってます。それでも、フェンダーミラーには0.5mmのシンチュウ線を埋めてあるんで全く外れません。
ひっくり返ってからも、重いだけあってしばらく滑ってます。
こんなクルマに仕上がるんだったら、ホントに“西部警察”仕様にしたほうがよかったなー。
|