L300オプティのドア内張の取り外しとパワーウインドウの修理

最初にドア内張の取り外し


慣れている人ならどうってことの無い作業なんですが、ひたすらクリップ留めだったりで、要領の悪い人がやると壊しまくって最終的に収拾がつかなくなる恐れがあるんで、内張の取り外し方法を詳しく書いておきます。

(全ての写真はブラウザの“画像を表示”で640*480に拡大表示させることが可能です)


最初に窓を全開にしておくと最終的に内張を取り外す場合に作業し易いですね。
パワーウインドウが故障して窓が閉まったままでも取り外しは可能なんで、絶望しないこと。

ドアミラー裏の三角の化粧パネルは外す必要はありません。

純正スピーカーは内張の裏からビス留めされているので、取り外しません(っていうか外せません)。

ドアロック・ノブはねじ込み式なんで素手で外します。

グリップとドアハンドルは写真を参考に取り外します。



ドアハンドルはビスを抜いて後ろにスライドさせてはめ込みを外してやれば浮き上がってくるので、宙ぶらりんの状態でロッドを外します。
(クリップに、はまっているだけなので、真っ直ぐ引っ張れば抜けます)
スペースが無くてやりづらいんですが頑張りましょう。

パワーウインドウ・スイッチを写真を参考に外します。



これで邪魔者は全て取り外したはずです。


いよいよ本題の内張の取り外しにかかります。

まず、カルいところからいきましょう。
ドアミラー裏の下のあたりに一カ所だけプッシュ・リベットが使用されています。
写真を参考に外します。


後はひたすらドア本体と内張の間にタックリフター(内張外し)を突っ込んで、クリップを外していきます。

クリップの場所は写真を参考に。
正確にクリップを狙わないと内張を破損する恐れがあるんで慎重に作業する必要があります。


全てのクリップを外してブラブラになったら、取り外しです。
内張の後ろを持ち上げつつ、後ろにスライドさせていけば、内張の前端がドアミラー裏の三角の化粧パネルをクリアするので取り外せます。

この際、パワーウインドウ・スイッチのブラケットやグリップの引っかかる金具、ドアロック・ノブのロッドが引っ掛かる可能性があるんですが、ちょっと引っ掛かるだけですので力業でかわします。

組み付けは逆の要領でやればいいんですが、窓は全開にしておかないと内張を組み込みにくくなります。

次のぺージでは、L300系オプティの持病の一つである“パワーウインドウの不良”を取り上げます。

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