今回、モノは試しでブレードヒューズから電源を取り出すモノを使用してみます。
結構イイお値段でした。
さぞかし、スペッシャルなお品なのだろうと思いながら購入したのですが・・・。
こんな物、ブレードヒューズをちょっと削って、ハンダ付けしてしまえば、わざわざ買うまでもありません。
(変動相場で電圧計を買う奴のことを笑えない)
これをヒューズブロックのどこかに差し込めば良いのですが、今回取り付けるPico-Sにはオプションやら他グレードでは装備されている、ABS、エアバッグは付いていません。
ということは、ヒューズブロックでこれらは空いているハズです。
空いている上に電源がヒューズブロックまで来ていれば、そこに接続することができます。
(元々付いている電装品と全く関係なしに取り付けることができる)
ということで、運転席の足下にあるヒューズブロックを確認します。
“A R BAG(エアバッグ)”“ABS NO1”“ABS NO2(ABS)”の表示があります。
ここに電源が来ていればオッケーです。
(ブラウザの“画像の表示”で拡大表示)
“A R BAG”“ABS NO2”には、ヒューズを差す端子が片側だけに付いています。
検電ランプで調べると、“A R BAG”はイグニッションSW“ON”で電源が来ます。
“ABS NO2”は常時電源です。
ということで、“A R BAG”にヒューズ電源を差し込みます。
ヒューズブロックの電源側にしか端子が無いため、ここに新たにヒューズを入れることで、電圧計以外のどこかに電流が流れる心配はありません。
また、ヒューズ電源自体も電圧計のヒューズとして機能してくれます。
(ヒューズ電源に付属している管ヒューズは無くても良い)
ヒューズブロックには電線を通すようなスペースが無いので、フタに切り込みを入れて電線を通しています。
電圧計本体の取り付け位置はここ。
元々デッドスペースでした。
電圧計のマイナス側はダッシュボードを固定しているビスに共締めしています。
取り付け位置の微調整が効くように、テープ付きのマジックテープで取り付けています。
ドアを閉めると配線はほとんど見えません。
メーターケースは、もっとダイナミックに上を向けて製作しても良かったかもしれません。
(但し、あまり上を向けると日中、反射して見づらいかもしれない)
エンジン始動直後の状態。
これで取り付け終了です。