カミサンのジャパンに付けていたSONY XR-757(ソニーのカセット・レシーバーね)の取り扱い説明書が見あたらなかったんで、Webで調べていたら カーオーディオ「XR-777MkII」、「XR-757」の無償点検・修理の告知について ってのを見つけました。
とりあえず、カミサンにはオーディオを使わないように伝えて、クルマの入れ替えの際、取り外してから“ソニー 車載機器受付センター”に電話しました。
この件について全く知らないオペレーターもいたようで、ハナシが見えるオペレーターに替わってもらって・・・。
要点を整理すると、以下の3点になります。
○XR-777MkIIまたはXR-757に対して無償点検及び関連部分(今回はコンデンサーに関するもの)の無償修理を行う
(関連部分以外の不具合箇所があった場合は、その部分は有償修理となる)
○引き取りはソニーで運送業者を手配する(無償)、梱包も手配した運送業者が行う
○点検を行わず、代替品と交換することもできる
(XR-C370との交換)
(XR-777MkII、XR-757とはCDチェンジャーとの接続ケーブルの端子形状が違うため変換ケーブルも付属する)
10年以上前の製品と新品を交換してもらえるのは、非常に魅力的なんですが、XR-757はワイヤレス・リモコン対応なのに対しXR-C370はリモコン非対応なので(取り付け位置によっては、リモコンは非常に有効です)無償点検を選びました。
しかし!「やっぱ新品もらえるなら新品欲しいな」「二束三文でジャンク品を仕入れて、新品もらって転売して一財産築きたい」という事も、良い悪いは別にして考えられるので、以下に新品交換の際のポイントを書きます。
○“ソニー 車載機器受付センター”に電話すると「CDチェンジャー付いているかどうか?」と聞かれるので、とりあえず「チェンジャー付いている」と答える。
(ちなみに、XR-777MkII、XR-757に接続可能なチェンジャーはCDX-A30等)
○変換ケーブルを使用してXR-C370(ソニー・バス)にCDX-A30等(13pin DIN)を接続すると“リピート”“シャッフル”の機能が使えない。
○XR-C370と変換ケーブルを用意する事で、ソニー・バス、13pin DINを問わず全てのソニー製CDチェンジャー及び関連プレイヤーが利用できる
(これ結構重要)
点検を依頼したところ・・・
電話をかけてから2日ほどで運送業者が引き取りに来て、一週間足らずで「修理完了の旨」の電話があり、その2日後程で届きました。
箱、でかすぎです。
殿様商売を可視化すると多分こうなるんでしょう(笑)。
修理伝票も入っていたので、確認すると
ベルトは無償交換の対象では無いハズですが、無料でした。
後日カミサンに確認すると「そーいえば、テープが伸びたような・・・。それ以来使ってなかったし」
何も知らないワタクシは「不具合なし」って言っちゃったよ。
ロハで直ってソニー様々ってトコでしょうか。
後日、修理対応したのとは別のXR-757を発掘したんで、今度はXR-C370と交換して貰うことにしました。
電源とスピーカーを接続して確認してみると「極端に音量が小さい」「音が聞こえなくなってピー音がする」状態なんで、完璧に無償点検・修理対象部分の故障です。
ソニーの窓口に「XR-757のリコールの旨」を伝えて、「チェンジャー付いている」「XR-C370との交換」というハナシになりましたが、「XR-C370配送時にXR-757と取り付けていた車の車検証のコピーを回収する」とのことでした。
以前は車検証云々は無かったハズですが・・・。2回目なので怪しまれたのでしょうか?
なにはともあれ、抹消登録証(付いていたクルマは抹消済み)のコピーを用意しておきます。
ソニーの窓口との電話連絡から2,3日で日通航空が配送&回収に来ました。
またもや巨大な段ボールを持ってきたんで、以前の巨大段ボールと共にXR-757を回収して貰いました。
ところで、XR-757と抹消登録証のコピーをレジ袋に入れて渡したら、中身を確認しないで持っていったんですが、これじゃあ、XR-C370貰い放題じゃないですか?
(どうせすぐバレるし、その時は相当面倒なコトになるんでしょうが)
で、巨大段ボールの中身
XR-C370と13ピンDIN-バス/ピン変換コードXA-18MK2が届きました。
XA-18MK2はバス・コントロールのヘッドユニットで13ピンDINのチェンジャーなんかを制御する為の変換コードです。
チェンジャー側の延長ケーブルのオス/メス両方に対応する為に、13ピンDINのオス-メス変換コードまで付いています。
至れり尽くせりってヤツです。
XA-18MK2は単純に13ピンDINとバス/ピンの変換を行っているのではなく、コントロール用の信号の変換も行っているため、これを使って13ピンDINのヘッドユニットにバス/ピンのチェンジャーを接続することは不可能だそうです。
元々中上位機種のXR-757、XR-777MkIIと比較すると、XR-C370は機能、操作性共にあまりにショボいです。
これを機会にバス/ピンのチェンジャーを使用したい等のやむ終えない理由が無い限り、交換より、点検修理(無償対象以外の部分も直して帰ってくるワケだし)を選択した方が良いようです。
XR-C370の箱の中に保証書も入っていました。
が、しかし、通常の保証書では無く、修理扱いの保証書で保証期間は3ヶ月間です。
まぁ、もっともなことではありますね。