いわゆる百均のセリアで\105にて購入した“空気入れ”ですが、そのまま使うには問題がありそうなんで対応策をメモしておきます。
写真におおよその寸法(単位mm)を記入しておきました。
( )内の数字はポンプを押し縮めた状態です。
英式バルブ(極々一般的な安物自転車の標準的なチューブ)にしか使用しないので、英式のバルブ・アダプタをねじ込んでしまいます。
これで、試しに自転車に空気を入れてみますが、全く入りません。っていうか、ホース先端の金具の根本から空気ダダ漏れです。
ホース先端金具にOリングが入っているんですが、全く効いてない様です。
手で思いっきり締めただけでは、締め付けが足りない様です。
手持ちのノギスなんかじゃはっきりしないけど、テーパーネジなのかな?・・・でも、車のエアバルブってテーパーネジだったっけ?
悩んでも仕方がないんで、ホース先端の金具、英式バルブ・アダプタ共にプライヤで掴んで思いっきり締め付けます。
手で締めただけではホース先端の金具は根本からグラグラしていたんですが、今度はグラグラしていません。
これでエア漏れは無くなりました。
この空気入れを自転車にくくりつけて、出先で使用しようとした場合、うまい具合にプライヤが2個あるか?という問題があるんで、この状態にしておきます。
さて、ホースに英式アダプタを取り付けた状態で、英式アダプタ、ホースのポンプ側にOリングがはまっています。
本当にはまっているだけなんで、脱落の恐れがあります。
恐れどころか、英式バルブのOリングなんか口金の中で遊んでます。
これじゃ、使う前にOリングを無くしてしまうのが明らかなんで、ボンドG-17で接着しておきます。
これで普通に使用する準備ができたような気がします。
ポンプのグリップに、ホースを収納することができます。値段の割に気が利いています。
この収納状態でポンプ両端の口金の穴の径は4mmちょっと(正確には測れなかった)なんで、これを利用して自転車に固定することができるかもしれない。
ポンプ本体のグリップ側のネジを緩めると分解できます。
(反対側は接着しているみたいなんで分解は無理っぽい)
非常に簡単な構造になっています。
簡単な構造の割にはポンプ本体のネジ山やら、先端の接着の関係で、収納しやすいように本体を短く切りつめるとかは無理っぽい気がします。
ところで、この空気入れで実際に自転車に空気を入れようとした場合、まずチューブの口金にホースをネジ込んでからホースに空気入れをネジ込まなければなりません。
逆に空気入れにホースをネジ込んでからチューブの口金にホースをネジ込もうとすると、結構やりづらいですよ。