WINDOWS98SE環境でmp3プレイヤーを導入する

さすがにこれだけ普及しちゃうとね


Windows98SEと素のWindows Media Player9の環境では、音楽CDからmp3ファイルを作成することはできないので、適当なアプリケーションを導入する必要があります。

今回導入してみたのはCDex Ver1.70 beta2です。

海外製のフリーウエアですが、日本語化も可能です。
主な機能としては
○音楽CDからダイレクトにmp3ファイルを作成(ハードディスクの容量が小さいので一旦WAVEファイルを作成しないで済むのは大きなメリット)
○CDDBの利用が可能
また、日本語での詳しい解説サイトが存在することも大きなメリットでしょう。

導入にあたって、CDex Ver1.70 beta2をダウンロードするわけですが、その前に動作条件(動作環境)を確認しておきます。

○対応OS Windows 95/98/ME & Windows-NT4 SP3, Windows 2000 or Windows-XP
○Adaptec ASPI for Win32 Manager (Windows 95/95/MEの場合)<原文ママ
○Digital Audio Extracting capable CD drive
○CPU Intel x386 or compatible processor

以上、インストール後に作成されるread meファイルからの引用です。

対応OSがwin95からというのが大変素晴らしい!
Adaptec ASPI for Win32 Manager の有無を確認しないでインストール作業を行ったのですが、問題なくインストール、動作しています。
(予め確認する場合は、windowsのスタートメニューの“検索”で確認してみても良いかも。これがあれば、何かひっかかります)
CDドライブは当然あります。
CPUはAMD K-6 300MHzの環境で問題は発生していません。当然動作は遅いですけど。

さて、改めて導入を進めます。
T'sHomePageMP3についてのページに非常に詳しい解説が掲載されているので、これを参考に導入を進めました。

まず、インストーラーをダウンロードします。
このページのcdex_170b2_enu_nonunicode.exeをクリックするとCDexのインストラーのダウンロードが開始されます。
保存するわけですが、圧縮ファイルではなく実行ファイルであることに注意して取り扱います。
(迂闊にダブルクリックするとインストールが始まってしまいます)

「いつまでも有ると思うなインストーラー」ってことで、各種インストーラーはフォルダを作成しアプリケーションとは別に保存しています。

ダウンロードついでに、“日本語LanguageFile”T'sHomePageからダウンロードして、こちらは圧縮ファイルなので解凍しておきます。
(解凍後のファイル名はjapanese.cdex.lang)



後はウイルスチェッカ等の常駐ソフトを終了し、cdex_170b2_enu_nonunicode.exeをダブルクリックしてインストール開始です。



インストール方法はCD→WAV→MP3のページ内のCDexのインストールに非常に詳しく解説されているので全く問題なくインストールできます。
(CDex 1.51を利用して解説されていますが、CDex Ver1.70 beta2とほとんど相違がありません)



インストールが完了するとProgram Filesフォルダ内にCDex_170b2フォルダが作成されます。
このフォルダ内にlangフォルダがあるので、予め用意しておいたjapanese.cdex.langファイルをコピーして貼り付けます。



もう一手間なんですが、CDex_170b2フォルダ内のMACDLL.dllを削除します。
http://homepage2.nifty.com/moto-h/hissori.htmlを参照)
これを削除しないでCDex Ver1.70 beta2を起動し“オプション”の“設定”をクリックすると“Unicode Failure. The Microsoft Layer for Unicode failed to initialize. Please re-install”のメッセージが出てCDexが落ちます。
(幸いなことにOSまで巻き込んで落ちたりはしないようです)

これで、インストールが完了しCDexを起動する準備ができました。



デスクトップのショートカットのアイコンからでも、Windowsスタート>プログラム>CDex>CDexからでも好きな方から起動します。
(スタートメニューからのCDexPlayerはmp3再生用なので間違わないように)





無事に起動できたらT'sHomePageを参考に初期設定を行うことでWin98SE環境でもCDからmp3を作成できるようになります。

試しに音楽CDからmp3を作成し内蔵ハードディスクに保存したところ、
CPU 300MHz メモリ256MBのPCで、演奏時間51分47秒(25曲)(456MB)の音楽CDからmp3を作成するまでにかかった時間が約58分(ファイルサイズ67.6MB)になりました。

なんか、昔のレコードからカセットテープに録音していた時代みたいですが、mp3が作成できるようになっただけでも良しとしましょうか。

MP3ファイルが作成できたら、次はプレイヤーの問題を解決しなくてはなりません。

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