平成7年式('95) ダイハツ オプティ(E-L300S) Pico-Sには、シガーライターという大衆車では当たり前の高級装備は付いていません。
とりあえず、灰皿は付いているんですが・・・。
ライターとして使用することはまずあり得ないんですが、アクセサリー類の電源取り出しに使用することはあるんで、取り付けてみます。
灰皿の横にライター用のスペースが空いているんで、ここに手持ちのニッサンE-PC211(要はジャパンね)のライターを取り付けます。
車上で全ての作業をすることもできますが、真冬の作業ですので関連するブラケットごと取り外し、出来る限り暖房の効いた屋内で作業することにします。
まずは、助手席前の物入れを外します。
上部左右を固定している#2の鉄板ビスは丸見えだから悩まないんですが、左下を固定している二面幅10mmのボルト(ディープソケットかエクステンションが必要)と右面の物入れ内のファスナー(+リセスを左に回すと抜ける)がチョット分かりづらいかもしれない。
助手席前の物入れが外れたら、今度はオーディオ取り付け部のパネルを外します。
パネル下部左右に切り込みがあるので、ここをコジってやればパネルが浮いてきます。浮いたところで手前に引っ張れば外れます。
正面の2本と左右各1本づつの鉄板ビスを外せば、ブラケットごと灰皿が外れます。
(特に外す必要も無かったんですが、オーディオも外した状態)
ライター本体の取り付け加工の前に、車体側の電源ハーネスの確認をします。
(運転席側からオーディオ取り付け部を見た状態)
幸いこの250型3極ロック付きハウジング(エーモンとかFUJIXのモノと合います)が、ライター用のモノの様なんで、これを利用します。
ビニールテープで束ねているので、テープを剥がしてライター裏までハウジングを引っ張っておきます。
ハーネスを固定しているクリップは裏側のツメを絞ると抜けるタイプ(ライターまで引っ張るだけならクリップを外す必要はありません)
ちなみにハウジングの配置は上の写真の通り。ハーネスの色は年式によって違うようです。
灰皿ごと外したブラケットに、たまたま手持ちだったニッサンE-PC211のライターを取り付けるんですが、説明するより写真を見ればまさに一目瞭然でしょう。
既にライターが付いちゃってますが、このビス一本の為に助手席前の物入れを外したわけです。
ブラケットごと外さないで作業を進めれば、助手席前の物入れも外す必要は無かったわけです。
真上から見た状態。
12V1.7Wはライター照明の電球のメモ。こうしておけば球切れした際に、分解して確認→電球を買いに行く→交換。の流れではなく、いきなり電球を用意できるハズ。
PC211用のライターはインパネから独立していたんで、こうして流用できます。
流石に横方向で10mm以上大きいのでライターをカット。天地方向はそのままでも違和感少なそうです。
元々ライターに開いていた取り付けビス穴は斜めにビスを打つようになっていますが、この穴は使わず改めて穴を開けて、ブラケットに垂直にビスを打ちます。
ライターとして使用するなら多少グラついていても良いのでしょうが、専らシガープラグで電源取り出しに使うハズなんで確実な取り付けを狙います。
(抜き差しに結構馬鹿力必要なプラグもあるし)
もうちょっと手前に取り付け位置をずらした方が見栄えが良さそうですが、そうすると、取り付く島が無くなってしまうので、だいたいこの辺が限界のようです。
真横から。
車体側のハーネスに合わせて、3Pハウジングでライターへのハーネスを作ります。
せっかくイルミネーション、ACC、アースが揃っているんで、ハウジングから分岐して端子を付けておきます。
後で電装品を追加する場合、手間が省けます。
ライター電源は、必然的にアクセサリー線を繋いでいるんですが、携帯電話の充電とか、バッテリーを外すときのバックアップ電源のことを考えると、常時電源を接続した方が宜しいのか?
まぁ、後で常時電源に変更するかもです。
車体に取り付けてみると・・・。
案の定、インパネと隙間が開きます。ま、仕方ないですね。元々付いている純正の灰皿も全然インパネと合ってないし。 <ダイハツ、コストダウンしすぎ
プラ板等で隙間を塞ぐこともできるんですが、ライターだけに高温になる場合もあるので変な細工は止めときました。
でも、カタログ写真風に正面から見ると、マァマァそこそこ納まっています。
ライターの奥でブラブラしている端子は、後でまとめておきましょう。