グローブ・ボックスの補修

クルマが何であれ、定番です

私の310サニー・カリフォルニアみたいに26年とまではいかなくても、古いクルマだとグローブ・ボックスのフタってむしれて取れてきますよね。

ETCのアンテナ・ケーブルで無理がかかっているのは百も承知なんで、むしれてきても動じることはありません。
しかしながら、高速道路の料金所目前でグローブ・ボックスのフタがむしり取れたらパニックに陥ることは火を見るよりも明らかです(ETCのアンテナも脱落するということだし)。

んなわけで、早めに補修します。
(この作業をしたのは、11月のアタマなんですが、これからはどんどん寒くなって著しく作業したくないし)



こんなカンジでむしれてきているのですが、補修するために思い切って、カッターでヒンジ部分を切ってしまいます。
(ヒンジ部分はボックス本体ではなく、フタと一体の部品ですがこの際細かいことは気にしないでダイナミックにいきます)

シガー・ライターに綾波レイがぶら下がっているのが気になるかもしれませんが、ルーム・ミラーにハワイアン・レイがぶら下がっているよりは、マシです。



グローブ・ボックスのフタは裏表の2分割になっているので、ビスを外して裏のパーツにヒンジを取り付けます。
3X8の皿ビスとナットを使用し、フタの裏のパーツに取り付けます。

ヒンジを取り付ける際には、極力ちぎれてしまった元のヒンジとセンター(ヒンジの軸)を揃えます。
(センターがずれると開閉に支障が発生する可能性がある)

横方向のヒンジの取り付け位置ですが、グローブ・ボックス本体を車載状態のまま作業を全て行うつもりなんで、ヒンジの裏(ナットをかける部分)がにならないように位置決めしています。



フタにヒンジを取り付けたら、グローブ・ボックス本体への取り付けです。

ちぎれた元のヒンジをフタと本体側とで合わせれば自動的にヒンジの位置は決まります。
本体側にも皿ビスとナットで取り付けて完成です。

厚さ1mm足らずとはいえ、金属製のヒンジを使用したので、相当剛性感がでるのかと思いきや(開けた状態でフタの裏にドリンクホルダーを設置できる位)元々のプラのヒンジと大差ないヘナヘナ感です。
ヒンジの取り付け面がフタの方は結構しっかりしているのですが、本体の方がペラペラなんでこういう状態になっています。

んマァ、フタが脱落しないだけ良しとしましょう。



細かいっちゃー細かい難点なんですが、ヒンジを追加したしたため、その厚さが発生します。
そのため、ヒンジの厚さ分だけグローブ・ボックスのフタが元々の位置より出っ張ってしまいます。
(フタのロックには特に影響はないんですけど)

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