ETC車載器取り付け記

取り付ける!

準備が整ったので、いよいよ310サニー・カリフォルニアに取り付けます。

実は、いままでの工程では予備にもっているグローブBOXを使用していたので、グローブBOXを交換すれば作業終了!
・・・とはいかないのです。電源を取り出さなくてはイケナイのです。

グローブBOXの近くでACC電源を引けるところは、ラジオorヒーターのブロアファン以外に存在しません。 (シガーライターは常時電源)
ここは妥当な線で、ラジオのカプラーから分岐します。と、いうことでラジオを外すんですが・・・

1.ステアリング・コラムカバーを外す。
2.ステアリング・ホイールを外す。



3.ヒーター・コントロールのノブを引き抜く。灰皿も引き抜く。
4.ラジオの音量、選曲ダイアルを引き抜く。ダイアルの根元のナットを12mmのスパナで外す。



5.ヒーター・コントロール・パネルを外す。(はめ込んでいるだけです)




6.インパネのカバーを留めているビスを外す。(灰皿の天井以外は丸見えなんで問題ないでしょう)
○○灰皿の天井部分(金属部分)には3本のビスがあるのですが、 奥の1本を外せばインパネのカバーは外れます。
7.インパネのカバーを外す。どうしても引っかかって外れなければ、ステアリング・シャフトの固定ボルトを緩めて シャフトを下げる。(無理矢理やると、カバーが割れます)

これでようやくラジオが外れます・・・。昔のクルマは大変です。

同じ310サニーでも、前期の丸ライト仕様だと、2,7の工程無しに外れるんですけど・・・。角目はメンドクサイ・・・。



ラジオが外れたところで、カプラーから分岐するんですが、当然エレクトロタップ等は使用しません。



カプラーから平端子を抜き、元々の平端子を捨てて、新たに平端子を取り付けます。このとき、元々の電源線に電源取り出し用の 線も一緒にして平端子を取り付けます。その後、端子をカプラーに戻して電源取りだしオッケーです。
取り出した線はグローブBOX側に引っ張っておきます。

わざわざラジオを外したんで、ついでにイルミネーションとアースの線も分岐して引っ張っておきます。 (この後、オーディオ等を追加する場合に作業がカンタンになるように)

分岐した線は、スパイラル・チューブでまとめておきます。



分岐した先(ETC車載器側)には、アースがギボシのオス、ACCとイルミネーション(今回は使用しなけど)には、 ダブルのギボシのメスを取り付けています。
(くどいようだけど、先々のことも考えて)

写真では判りにくいんですが、端子の近くにはテープを巻き付けて“ACC”“ILL”と書いています。 (またもや、先々の・・・)



グローブBOXの取り付け部分を左下から見上げている写真なんですが、グローブBOXの天面の上のほうって、なんだか 鉄板だらけなんですね。(下図参照)



車載器のアンテナに絶対電波届かないハズなんですが、電波届けばもうけ、ってなカンジでまずはこのまま進めます。



電波が届かない場合は、グローブBOXのリッドの裏にアンテナを設置(ETCゲート通過時にはリッドを開ける)することも 考えてみます。
それでもダメなら、アンテナ丸見えコースになりますが。

いよいよ実際にETCレーンで使えるか試してみます。

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