L300オプティのオーディオ交換

CDチェンジャー取り付け編


取り付けブラケットの製作とか、取り付け位置の確認のため、各部の寸法を確認します。


マガジンの蓋を開けたとき、128X50(=67-17)の範囲に障害物(シートスライドレバー等)があるとマガジンの脱着が出来なくなります。



ブラケット取り付け用のネジ穴(M5)は左右対称にそれぞれ3箇所あります。

右側面に接続ケーブルがあります。


チェンジャー本体から出ている接続ケーブルの端子。
13pin DINのオス(プラグ)です。
(通常のソニー製のチェンジャー本体にはメス(ソケット)側を使用している)

ヘッドユニットとの接続は、チェンジャー接続ケーブルではなく、CDチェンジャー用13ピンDIN延長コード( RC-45)を使用することになります。(ケーブル長 4m)


両側面のメクラ蓋を外して防振スプリングの掛け替えをします。
チェンジャーを設置した状態でスプリングが垂直になるようにします。
(水平と垂直だけしか選択出来ないので、斜めの設置は基本的にできない)




チェンジャーを取り付ける助手席下を確認します。


シートレールとシートを締結しているM6のボルトを利用してチェンジャーのブラケットを取り付けることができそうです。

しかしながら、ボルトの位置が前後方向で左右対称ではなく約20mm程前後していることは、ブラケット製作の際、ハナシがややこしくなりそうです。



シートレールに取り付ける為のブラケット

余計な風穴の存在が、取り付け位置に苦労したことを表しています。


写真では垂直になっている部分。


わかりにくい写真ですが、ブラケットを取り付けたところ。
左側のブラケットの取り付けは皿ビスを使用しています。


皿ビスを使用した理由です。

図のようにチェンジャー本体とブラケットのシートレール取り付け部との間隔が全くありません。

ここまでCDチェンジャーを上げて取り付けないと床のメンバーにチェンジャーが当たってしまい、取り付けが不可能になります。


CDチェンジャーに取り付けておくブラケット。
3.2mm厚の鋼板を切り出しています。

写真では判りづらいですが、L字型のブラケットと接合する為に、5X10の皿ビスを取り付けています。(ハンダ付け)
皿ビスの頭がブラケットに確実に納まるようにしています。
(少しでも出っ張るとチェンジャー本体にビス留めする際、チェンジャーのケースなりブラケットが変形してしまう)


シートレールのボルト位置が左右で前後しているため、ブラケットも左右非対称になります。


シートにCDチェンジャーを取り付けます。

ブラケットの形状の為、知恵の輪状態での取り付けになります。

この時代のソニー製CDチェンジャーはどれもそうなんですが、チェンジャー本体が大きいためシートレールの間にギリギリで納まっています。


シートスライドレバーは上がっている状態。
下がった状態(スライド固定)だとチェンジャー本体にレバーは被りますが、マガジン収納部はギリギリでクリアーしています。


チェンジャーがシートに対して斜めになっていますが、これはブラケットの取り付け穴に遊びがあるため。
ちゃんと水平に設置することができます。


もう少しチェンジャーを後方に取り付けたいところですが、シート裏が後ろに行くに従って下がっている為、シート裏とチェンジャーが当たってしまいます。
これでいっぱいいっぱいです。



チェンジャーの接続ケーブルの接続部分がブラブラしないように、チェンジャー後面にワイヤーステッカーで固定しています。

右側にスペースが無い為、ケーブルとシートレールの接触を避ける目的もあります。



チェンジャーケーブルはこのようにひいています。


丁度カーペットに空間があったので、余ったケーブルはここでまとめています。
(逆に言うと、インパネ裏にはスペースが無い)


チェンジャーケーブルはカーペットに切り込みを入れ、ここから引き出しています。

シートの下になるため、よっぽど気合いを入れて覗き込まないとケーブルが見えません。

引き出すケーブルの長さは、シートのスライド量を考慮して、長からず短からずで設定します。
(シートスライドの最前端、最後端位置共にケーブルに若干の遊びをもたせる)


取り付け状態。

当たり前ですが、ウオークインを含めシートスライドに支障はありません。
また、後席に座っても爪先がチェンジャーやケーブルに当たるということもありません。
助手席の乗車に関しても、元々デッドスペースなので問題ありません。


本当に、床の左右に走っているメンバーにギリギリです。
(この状態で、左のカーペットにギリギリ擦っているかいないか状態)

右には多少余裕があるのですが、これ以上右に寄せようとすると、L字型のブラケットを取り付けることができません。
(この状態でのブラケットの垂直面にボルトやビスの頭が入り込んでしまう)


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