フジミのワゴンRサンルーフ(インチアップ・シリーズ)を基本的には、ストレートに製作したものです。
塗装とデカール以外は、キットに入っている部品しか使用していません。
けれども、ひと味もふた味も違った、カスタム風に仕上がっているでしょう?(自己満足カナ?)
まず最も目を引く(?)Virginのロゴです。
これは、今ハヤリのPCを利用したデカールなどではなく、昔ながらのマスキング&手描きです!
その方法ですが・・・。
1:ダイエーのバージン・コーラの缶に、トレーシング・ペーパーをあてて、エンピツでロゴをトレースします。
2:それをコンビニのコピーで使いそうなサイズ(気持ち大きめ&小さめのモノも含めて)にコピーします。
3:ロゴのコピーをスティック・のりを使って、安い塩ビ製のカッティングシートに貼りつけます。
(高価なカッティングシートはよく伸びる&粘着力が強いので、この場合不向きです。
また、スティック・のりは接着力が弱いので、誤ってはがさないように)
4:ロゴのとおりにデザインナイフでカッティング・シートを切り抜きます。
(このとき、カッティング・シートの剥離紙までは切らないほうがいいです)
5:このまま剥離紙を剥がすと、ロゴがバラバラになるので、まずコピーのみを剥がし、カッティング・シート全面に
マスキング・テープを貼ります。こうしておけば、剥離紙を剥がしても、ロゴがバラバラになりません
(位置関係が狂わない)。
6:あらかじめボディーを白く塗装しておいて、いままでの作業で作成したカッティング・シートを貼りつけます。
カッティング・シートを貼りつけた後、マスキング・テープを剥がせば、マスキング作業終了です。
7:あとは、普通にボディーを塗って、カッティング・シートを剥がせば見事にロゴが出来上がり!
8:Virginのロゴの緑のシャドウ(というより縁取り?)は面相筆で手描きしました。
面積も小さいし、直線部分がほとんどないので、これでOK。
文章にすると大変めんどくさそうですが、実際手を動かしてみると、たいしたことないですヨ。
単品製作ならPCを利用してデカールを作るよりも手軽かもしれませんよ。
さて、そのPC利用のデカールですが、シート&ドア内張りに利用しています(笑)。マァ、適材適所ってヤツで。
タミヤのスカイライン・ブラック・スペシャル(R30の2ドア、昨年再販されましたね)にはシート用に
RECAROのデカールが入っているので、これをフォトミル(ccdカメラ)+ビデオ・キャプチャー・カードで取り込み、
サイズ等を加工して、MDプリンターでクリヤーデカールに出力しました。
しかし、なかなかうまくいきませんね。作成したデータと、出力したデカールの色が全く違います。
話が前後しましたが、このキットのインテリアは完全なバスタブ形状で、ドアの内張りが全く再現されていません。
窓が大きく丸見えになってしまうのにネ!
チマチマ追加工作するよりは、見た目が派手な方法をとって、デカールということになりましたとさ。
さて、他の部分ですが、ワイパーはキットのものを細く削り、ミニ4マーカーの銀色を塗って、アフター・パーツ風に。
ホイールはまったくの純正品ですが、ガンメタに塗ってカスタム(?)。
メーター・カウルとステアリング・ホイール(これは、ジャンクパーツでした)は、ボディーカラーとコーディネイト。
車高は、前後ともサスペンション部品の上部をカット(Fストラットは1.5mmのシンチュウ線を打ち直しています)し
1.5mm(実車だと2in弱)ローダウンしています。
特別なディティール・アップ・パーツなどを使わなくても、カスタムが楽しめちゃいました。
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