アリイ 1/20 スズキ・アルトです。
元々はLSのキットでしたっけ?
1/20というとタミヤのF-1をはじめとして、精密キットというイメージがありますが、これはアリイ(LS)の1/32をそのまま大きくしたような
部品構成です。
1/24のキットと価格を合わせるための1/20でしょうね。
で、初代アルトと言えば“47万円”のキャッチコピーもナツカシイ、オバチャン買い物グルマだったんですが、
今改めて見ると、結構“ボーイズ・レーサー”してるでしょ?リアゲートの傾斜とかノーズの長さとか。
ということで“走り仕様”で製作!実車は2スト3気筒の“動けばいいや”的なクルマだったんだけどね<47万円だし
サンルーフのモールド埋めて(もちろん、サンルーフは47万円には入っていませんでした)、前期(丸目)ノーマル仕様で製作。
左ドアのキーホールが無いけど勿論、47万円には含まれないんで。
ドアミラーは後期(角目)仕様ですね。このキット、Fグリル、ミラーは前期後期両方入ってます。
走り仕様ってことで、まるっきり外見ノーマルっちゅーのも淋しいんで、ワイパーはシングル仕様ね。
このキット、シャコタンとノーマルに組めるんだけど、ノーマルでも十分低いです。ってことで車高はノーマルのまま。
タイヤ&ホイールはキットに入っていたモノそのままですが、このキットって“ミニパト仕様”なんだよね。
お約束の“ツライチ”にするために、ホイールとシャシなり、ストラットの間にポリキャップをかましてます。
さてさて、困ったちゃんの室内ですよ。
1/24なら、流用パーツで一丁あがり!なんですが、1/20だとなかなか好みのモノがありません。
で、シートはノーマルパーツにエポキシパテを盛って、バケットに。4X3のシートベルトのバックルはプラ板から製作。
(貨物登録のアルトにしては、リアシートのシートバック随分寝ていますね〜。ホンモノはほぼ垂直なんだけど)
ステアリング・ホイールはキットのパーツのスポーク切ったり薄く削ったり穴開けたりで、スパルコとかのヤツ風味に。
シフトレヴァ(<大藪春彦風味)はキットのブーツ部分を残して軸は洋白線、ノブが伸ばしランナーでソレっぽく。<どれ?
ドンガラ・キットのくせに(?)、ABCペダルのパーツがあるんで、穴あき風に塗装してソレなりに。
当然のようにエンジン回転計なんて無いんで、追加メーターを自作してステアリング・コラムの上に取り付け。
今更テイストもあるんですが、追加メーターの作り方
取り付けブラケットを0.3mmとかのプラ板から切り出す
↓
ランナーかプラ丸棒をテキトーに切って、メーター本体(コイルとかマグネット入っているトコ)ということにして、ブラケットに接着
↓
0.5mm位の洋白線なりシンチュウ線を丸めて(丸棒に巻き付けるとか)メーター・リングということにして、ブラケットに接着
↓
メーター本体の裏に穴開けて、照明とかのコードってことで、伸ばしランナーなり金属線を差込み接着
↓
文字盤をそれなりに書き込んで、一丁あがり!
これで、なんとか“走り仕様”っぽくなったかな?
足回りのリーフとかスタビライザー、ストラットなんかはハデ目に塗ってスポーツ・パーツ風に。
いやはや、なんか'80年代してて、ナツカシイのう。
忘れていたけど、アンテナが付いていないのは、これも47万円には含まれないからなのです。
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